平家物語

平家物語の紹介

特徴

鎌倉時代成立の軍記物語。平清盛の全盛から、源頼朝の挙兵、源義経の活躍、壇ノ浦での平家の滅亡までを描く。平曲として琵琶法師の語りにより享受されたもので、刊記に「この平家物語は一方流検校衆、吟味をもってこれを開板せしむるものなり」とあるように、平家語りの一方流の本文として出版された古活字版であり、巻末に一方流の特徴である「潅頂巻」が付されている。

寛永元年1624年刊 袋綴 12冊 26.9.×19.8cm

作製された時期

寛永元年1624年

所蔵

国文学研究資料館 所蔵

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