絵本太閤記

絵本太閤記の紹介

特徴

〈絵本もの〉読本の形式を決定づけるとともに、長編史伝読本の先鞭(せんべん)をつけた記念碑的作品。七編にわたる内容は豊臣秀吉の天下取り話であり、実録『太閤真顕記(たいこうしんけんき)』を主素材として大幅に整理、加筆を施し再構成する。

文化元年6月、幕府により絶版を命じられ、安政6年(1859)になり再版を許可された。本作品は、現在まで受け継がれる秀吉伝説を定着させるのに大きな役割を果たしており、その意義は大きい。

半紙本12編84冊 岡田玉山(おかだぎよくざん)画作
寛政9年(1797)~文化元〈享和4〉(1804)年刊

作製された時期

寛政9年(1797)~文化元〈享和4〉(1804)年

所蔵

国文学研究資料館 所蔵

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