和歌が詠める絵巻扇の草子/江戸初期写 巻子本 1軸 紹介
■特徴
扇面図30の上下に、対応する和歌を散らし書きした絵巻。縦18・1×全長383・2糎。6紙を継いだもので、各紙に、扇面図5と対応する和歌5首を添える。金襴梅紋唐草模様表紙。料紙は上質鳥の子紙で、金泥・銀泥・丹を豊富に使用した豪華本。
本書は保存状態が良く丹色〈にいろ〉が鮮明に残っています。 この複製はデータの巻き歪みなどを調整後、赤の部分と白い部分を別のレイヤーで取り出して特色トナーを使用可能な機材で出力し再現しました。
【翻刻】
「きみかためはるののにいてゝわかなつむわかころもてにゆきはふりつゝ」
「おくやまにもみぢふみわけなくしかのこゑきくときそあきはかなしき」他
■作製された時期
江戸時代初期
■所蔵
国文学研究資料館 所蔵
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