成相寺参詣曼茶羅の紹介
■特徴
西国第二十八番札所 成相寺(なりあいじ)は日本三景天橋立を眼下に望む景勝地にあり、元々は日本古来の山岳宗教の修験場で、日本全国にある五つの「聖の住む所」の一つ。この参詣曼荼羅は、参詣者の勧誘と、霊場案内を目的として描かれた。
原本は、室町時代の作と推定される。京都府指定歴史資料。絵は天の左に銀箔の月輪(酸化変色している)、右に金箔の日輪が、寺内最上部には本堂が配され、仁王門(総門)から本堂に至る経路を中心としてその左右に、寺内の事物や人物が配されている。
※縦/約150cm×横/約126cm。
■作製された時期
室町時代
■所蔵
成相寺 所蔵
画像データの紹介
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