万葉一葉抄”三条西実隆編”/1489年の紹介
■特徴
『万葉集』を項目別に部類した集。三条西実隆編、延徳元年(1489年)成立。完本では全10巻4,126首を、天象上下・時節・地儀上下・居所・草・木・鳥・獣・虫・衣服・雑物・神祇・人倫・人事・支躰に部類する。もっぱら歌人の作歌の参考とするべく編まれたものであるが、独自の訓もあり、この時代の『万葉集』研究の方向と水準を示す。この本は巻二と巻三前半部のみの残欠本であるが、実隆自筆にかかる貴重な一本である。
袋綴 一冊 27.7×21.1cm
■作製された時期
延徳元年(1489年)
■所蔵
国文学研究資料館 所蔵
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